福袋で大量に増えた服やタオルは「使う前に洗濯」が正解

2023.03.04

物価高騰の時代に福袋や初売りは、お得に買い物ができるチャンスです。今年も福袋や初売りで大量に服を買った人も多いのではないでしょうか。新しく購入した服やタオルは、使う前に一度洗濯することをおすすめします。「なぜ、新品で汚れていないものを洗濯する必要があるの」と思う人もいるかもしれません。

今回は、新しい服やタオルこそ洗濯が必要な理由と大量の洗濯物をスピーディに洗濯をする方法を紹介します。

・新品の服で気になる「ホルムアルデヒド」とは

「店舗から購入してきた服はきれい」と思っている人がほとんどかもしれません。しかし新品の服には、生地が縮むことを防ぐ目的や生地に張りをもたせて型崩れを防ぐ目的でホルムアルデヒドが使われています。赤ちゃんや肌が弱い人は、ホルムアルデヒドに肌が触れると肌荒れすることがあります。店頭に並んでいる新生児用の肌着や服はビニルに包まれた状態で販売されています。これは、店頭でホルムアルデヒドに触れることを防ぐためです。ホルムアルデヒドは、服だけでなく家具にも使われています。新しいタンスに服を入れた場合は、表面にホルムアルデヒドが付着している可能性が考えられます。気になる場合は、一度洗濯をするようにしましょう。

・ホルムアルデヒドは1回の洗濯で95%除去できる

新生児用や乳幼児用の服のようにホルムアルデヒド対策をされて販売されているものは、ほぼホルムアルデヒドを心配する必要はないのかもしれません。しかし、福袋や初売りで販売されている大人用の服や子ども服はむき出しのまま袋に詰められていることも多く、ホルムアルデヒドが気になります。

ホルムアルデヒドは、1度洗濯をするだけで95%除去することができます（福岡市保健環境研究所の調査より）。調査によると、ホルムアルデヒドを含ませたよだれかけを水洗いしたときの残存率は30%、洗剤を使って1回選択したときの残存率は5%となっています（洗濯前を100%とする）。

新品の服は、使う前に洗濯をするだけでホルムアルデヒドの心配はほぼなくなるのです。

参考サイト「福岡市ホームページより」：https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/47595/1/11-12.pdf?20161012103116

・タオルは使用前に洗濯するだけで吸収率がよくなる

福袋の定番といえばタオルです。1年分のタオルを福袋でそろえる人も多いようです。ただ、新品のタオルは吸水がよくありません。理由は、タオルを製造するときに付着した糊が残っているからです。糊は水溶性のため1回洗濯をすれば洗い流すことができます。

また、初売りでタオルやバスタオルを大量に買ってきた場合も使う前の洗濯をおすすめします。なぜならば、初売りでは不特定多数の人がタオルに触れているからです。タオルは、色や柄だけでなく肌触りで品定めをします。多くの人が素手で触ったタオルは、けしてきれいなタオルとはいえません。

・福袋や初売りで大量に増えた服やタオルはまとめて洗濯代行サービスへ

福袋や初売りで大量に増えた服やタオルは、1回洗濯することをおすすめします。しかし、大量の洗濯物を自宅で洗うことは大変な作業です。とくにこれからの季節は気温がどんどん下がり、なかなか洗濯物は乾きません。

大量の洗濯物は、洗濯代行サービスに出して一気に片づけましょう。洗濯代行サービスは、業務用の大きな洗濯機で一気に洗いから乾燥までを行います。天気や気温に左右されることなく、カラッと乾いた状態で配達されるため、配達されたら収納するだけです。

・洗濯代行サービス「洗濯EX」なら単発利用ができる

洗濯代行サービス「洗濯EX」は単発利用ができます。福袋や初売りなどで一時的に大量の洗濯物が出たときに便利なサービスです。

洗濯代行サービス「洗濯EX」は、すべての洗濯物をお湯で洗います。ホルムアルデヒドは、水洗いだけでもかなり落とすことができますが、お湯で洗うことでよりきれいに落とすことができます。また、洗濯後は外気にさらすことなくガス式乾燥機で乾燥させるため、PM2.5や黄砂や花粉などが付着する心配もありません。

とくに新品のタオルは、自宅での洗濯よりも洗濯代行サービス「洗濯EX」の利用をおすすめします。なぜならば、新品のタオルは初めの洗濯で多めの繊維が抜けるからです。正確に言えば、抜けるというよりも製造過程で付着していた糸くずが洗濯することによって落ちるのです。家庭で他の洗濯物を一緒に洗えば、糸くずは他の洗濯物についてしまいます。洗濯代行サービス「洗濯EX」は、業務用の大きなドラム式洗濯機でしっかりと糸くずを落とします。