東京に出張が決まった! ビジネスホテルでできる洗濯方法

2022.11.25

東京に出張が決まったら、できるだけ少ない荷物で移動したいものです。ビジネスホテルにはランドリーサービスがありますが、混んでいたり時間がなかったりして思うように使いこなせないことも多いのではないでしょうか。

今回は、東京に出張が決まったら知っておきたい「ビジネスホテルでできる洗濯方法」を紹介します。

・下着や靴下は洗面台で手洗いできる

ビジネスの場合は、スーツで行動することが多いため、下着と靴下とシャツが主な洗濯物になります。「下着と靴下のためだけにランドリーサービスを利用するのも面倒」と思うならば、シャワーついでに洗濯をしてしまいましょう。下着と靴下ならば、部屋の洗面台で洗濯をすることができます。

ここからは、ホテルの洗面台を使った洗濯方法を紹介します。

＜洗面台に1回分の洗剤と溶かした水をためる＞

洗面台に１回分の洗剤を溶かした水をためます。コンビニやドラッグストアには、１回分ずつ個包装された洗剤が売っています。洗剤を溶かしたら、洗濯物を水にひたします。靴下は、内側に汗や皮脂が付いているため、裏返して洗います。下着は靴下のようにゴシゴシこすってしまうと形が崩れるため、押し洗いをします。押し洗いは、汚れている面が表になるようにたたみ、30回ほど上から押すように洗います。

靴下などにおいが気になるときには、洗剤を溶かした水にしばらくつけておくといいでしょう。

＜洗いとすすぎ＞

汚れを落としたら洗剤が溶けた水を捨てて、きれいな水を使ってすすぎます。下着は、すすぐときも押し洗いと同じ要領で丁寧に扱います。

はじめのうちは泡がすぐにでるため、こまめに水を入れ替えて泡が出なくなるまで（3回程度）すすぎます。

＜バスタオルを使って脱水＞

十分にすすいだら絞ります。下着を雑巾のようにねじって絞ると形が崩れるため、たたんでから上から押すようにして水分を押し出します。

洗濯機で脱水するときには、遠心力で水を飛ばすためしっかりと脱水することができます。しかし手洗いの場合はどんなに絞っても水分が残ります。そのまま干してしまうと、数時間後に水がぽたぽたと落ちてきます。絞ったあとは、バスタオルを使ってさらに水分を抜きます。広げたバスタオルに洗濯物を広げてのせて、バスタオルで包んで圧迫します。洗濯物に残っていた水分がバスタオルに移動するため、しっかりと脱水することができます。

＜干す＞

脱水を終えたら速やかに干しましょう。湿った状態が長く続くと嫌なにおいがします。ホテルの室内で洗濯物を干すときには、浴室が一番いいでしょう。浴室は壁が水分を吸収しないため、早く洗濯物が乾きます。ホテルの中には、浴室に洗濯物を干すためのロープが設置されていることもあります。つまみをひっぱるとロープが伸びてくるため、ロープを使って干します。浴室に干せないときには、ハンガーにかけて室内に干します。しばしば照明器具に直接洗濯物をかけて乾かそうとする人がいますが、火災の危険があるため絶対にやめましょう。

・出張中は乾きやすい化繊がおすすめ

ホテルでの洗濯を上手にするコツは「乾きやすい素材」を選ぶことです。ホテルは湿度が低く洗濯物は乾きやすい環境ですが、綿100%の素材はしっかり乾くまでに時間がかかります。早く乾燥させるためには、化繊が使われているものを選ぶといいでしょう。

また、東京都心はビジネス利用者が多いためコンビニやドラッグストアでも靴下や着替えなどがそろっています。「必要に応じて現地で買い足す」ということも荷物を減らす方法のひとつです。

・洗濯代行サービスならすべて任せられる

東京に出張が決まったら、ホテルから利用できる洗濯代行サービスを調べておくと便利です。ホテルの洗面台で洗濯ができればいいのですが、出張中は慣れない環境で疲れたり、想定外の接待が入ったりする可能性もあります。また、靴下や下着は洗濯ができますが、ワイシャツやポロシャツになると洗面台では対応が難しくなります。とくに出張中にゴルフなどスポーツをする場合は、部屋で洗濯をしてしまうとパンツ類が帰宅までに乾かず「重たい荷物」になってしまうことがあります。

洗濯代行サービス「洗濯EX」は、ビジネス利用者が多い新宿区と港区と千代田区が対応エリアになっています。事前予約やランドリーバッグの手配の必要がないため、思い立った時にスマホさえあれば依頼することができます。また、出張中は予定通りにホテルに戻れるとは限りません。依頼者が不在でも、ホテルのフロントを窓口として受け渡しを行うこともできます（ホテルによっては不可であることもあるため事前に要確認）。