「衣替えをしてみたら服がくさくなっていた」という経験はないでしょうか。しっかりと洗濯をしてからしまっていても、数カ月間ににおいが出ていることがあります。衣替え後のにおいの原因は「洗濯不足」か「防虫剤のにおい」です。
洗濯不足とは、衣替え前に洗濯をしたつもりでも汚れが落ち切っていなかったということです。春夏物は、汗をかくことが多いため、しっかり洗ったつもりでも汚れが残っていることがあります。皮脂汚れは冷たい水よりもお湯洗いをして皮脂を溶かし出すことがポイントです。
防虫剤のにおいは、衣替えをして保管中に防虫剤のにおいが衣類に移ってしまったことが原因です。

冬物を出す衣替えよりも春夏物を出す衣替えの方が、においが気になることが多いようです。なぜならば、冬物は自宅で洗濯できるものが少なく、まとめてドライクリーニングに出すけれど、春夏物は自宅で洗濯をしてからしまうことが多いからです。さらに春物は、薄手の上着も多く「汗をかいたわけでもないから洗濯しなくても大丈夫」と思っている人も多いようです。
衣替え前はすべての衣類の洗濯が必須です。「汗をかいた」という実感がなくても「暑い」と感じただけで汗は出ています。また、皮脂汚れは付いた直後よりも時間が経ってからの方が目立ってくるのです。衣替えをする前は、すべての衣類の洗濯をしてからしまうようにしましょう。

衣替えをしてみたら防虫剤のにおいが気になることがあります。また、タンスやクローゼットにお気に入りの石けんを入れて香りを楽しみたいと思っていたら、想像以上に強い香りがついてしまうこともあります。
実は防虫剤や石けんのにおいは水溶性です。洗濯をすることでかなり落とすことができます。防虫剤のにおいは、1回の洗濯だけでは落ち切らないこともあります。そんなときには風通しのいい場所に干しておくとにおいは飛んでいきます。干す場所は、直射日光が当たらない日陰がいいでしょう。直射日光が当たると衣類が日焼けしてしまうことがあります。
洗濯をしても陰干しをしてもにおいがとれない場合は、繊維の奥ににおいが入り込んでいるのかもしれません。そんなときは、アイロンのスチームをあててにおいを浮き出させます。スチームをあててにおいを浮き出してから陰干しします。

衣替えのときに防虫剤を入れておくと虫食いを防ぐことができます。防虫剤の成分は空気よりも重いため、衣類の下ではなく上に置いた方が効果を発揮することができます。
また、防虫剤を使用するときには種類に注意しましょう。しばしば「昨年の残りがあるから新しい防虫剤と混ぜて使おう」と思うことがあります。しかし、種類が異なる防虫剤を組み合わせると防虫剤が溶けだして衣類のシミになることがあります。とくに、においがする防虫剤「パラジクロルベンゼン」や「ナフタレン」や「樟脳」は混ぜないようにしましょう。パラジクロロベンゼンは、50度以上で液体になります。高温になる場所に保管するときには注意が必要です。

衣替えをしたとき、防虫剤のにおいが気になったり、洗濯不足の嫌なにおいが気になったりしたら、まずは洗濯をしてみましょう。洗濯不足によるにおいならば、黄ばみも発生している可能性があります。お湯でしっかりと洗い、繊維の奥に残っていた皮脂汚れを溶かしだしましょう。
洗濯を終えたら、短時間でカラッと干します。乾燥させるまでの時間が長くなると、雑菌が増えてしまう生乾きの嫌なにおいがします。とはいっても、衣替えした衣類すべてを一気に洗ってしまうと干す場所が足りなくなります。コインランドリーが近くにある場合は、コインランドリーの利用も検討してみるといいでしょう。
洗濯代行サービス「洗濯EX（洗濯エキスプレス）」ならば、衣替え前後の大量の洗濯物もすぐに片づけることができます。一般的な洗濯代行サービスは、最初にランドリーバッグを手配して、事前登録をしてからやっとサービスを利用することができます。衣替えの時期は、天候や気温がコロコロ変わるため、洗濯のために衣類を何日も預けるわけにはいきません。洗濯代行サービス「洗濯EX」ならば、家にある45Lサイズのビニル袋に衣類を詰めて渡すだけです。時間がかかる事前登録やランドリーバッグの手配は必要ありません。
洗濯代行サービス「洗濯EX」はお湯洗いとタンブラー乾燥をしています。衣替え後の気になるにおいと皮脂汚れをお湯で洗い、タンブラー乾燥することで繊維の奥に残っていた防虫剤のにおいもかなり飛ばすことができるでしょう。

衣替えは、しまう前の洗濯がとくに大切です。皮脂汚れは時間が経つと黄ばみになり、落としにくくなります。しまう前にお湯洗いとしっかり乾燥ができる洗濯代行サービス「洗濯EX」を利用してみてはいかがでしょうか。